40代女性が始める歳の差夫婦の資産運用

40代半ばにして子育てが終わり、2年半前に13歳年上の男性と再婚。来年定年を迎える旦那様と少しでも優雅な老後を目指して、おそまきながら資産運用を開始しました。山あり谷ありの資産運用初心者の記録です

積立投資信託のメリット

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こんばんは。もふくらです!

 

資産形成を考えるうえで、私たち夫婦は積立ができる投資信託を選ぶことにしました。

そこでセゾン投信のセミナーで聞いた話と今回決断をするにあたり、積み立て投資にかかわる本屋やネット等でメリットを調べましたので、皆さんに共有しますね★

 

積立投資信託のメリット

①少ない資金から始めることができる

②決まった時期・金額を購入することでリスク分散ができる

③ほったらかしにできる(でも決算期には確認しましょう)

④長期運用のため複利効果が期待できる

 

①少ない資金から始めることができる

 私たちは貯金も大してないので、大金を運用するのは不可能です。だから毎月1万円でも2万円でもいいので、自分たちができる範囲の資金で始められることはありがたいです。

 

楽天証券やSBI証券は100円から投資ができるとのことですが、私たちのような40代以上の夫婦の場合はそんなことをしていたら老後に間に合いません!

 

セゾン投信の中野社長はセミナーで40代や50代は3~5万円くらいは積み立てないととおっしゃっていましたが、私たちのように旦那様が定年真近の場合は、時間がありませんのでもっと多く積み立てたほうが運用益が期待できます(当たり前か。笑)

 

②決まった時期・金額を購入することでリスク分散ができる

この決まった時期・金額・商品を購入するというのはドルコスト平均法というものです。

 

例えば毎月1万円と定額購入を続けていくことで、購入単価を平均化することを言います。投資信託の場合、基準価格が高いときには購入できる口数が少なくなりますが、基準価格が安いときは購入できる口数が増えます。

 

それを長期間行うと、相対的に高い基準額で購入した口数が少なくなる一方、安い基準額で購入できた口数が多くなります。それを平均化すれば、相対的に購入時の基準価格を低く抑えることができます。

 

ちょっと難しいですね。。下記に例を載せましたので説明しますね。

 

【ドルコスト平均法の例】
毎月1万円ずつ、1年間の間、ある投資信託を購入し続ける場合を考えてみましょう。購入する投資信託は、以下のグラフのような値動きをしたものとします。

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出典:金融庁ウェブサイト https://www.fsa.go.jp

最初に投資信託を購入した1月時点の単価が1口10円だった場合、10,000円で1,000口購入できることになります。他方で、最も値が下がって1口2円になった9月時点では、同じ1万円で5,000口購入できることになります。


1年間経った時点での投資総額は、1万円/月×12ヶ月ですので120,000円、購入した投資信託の総口数は27,123口になっています。


○12月末時点の投資信託の価額:5円/口×27,123口(総投資口数)=135,615円
○12月末時点の投資総額:10,000円/月×12ヶ月=120,000円
○損益:135,615円-120,000円=15,615円(利益)


仮に12月の時点で投資を止めた場合、12月時点での1口当たりの価額は5円ですので、この時点で保有している投資信託の価額は、5円/口×27,123口で135,615円になり、投資総額の120,000円と比較すると、15,615円(135,615円-120,000円)の利益が出ていることが分かります。


上のグラフを見ると、最初に投資信託を購入し始めたときよりも、投資を止めたときの方が、1口当たりの価額は下がっていますが、計算してみると、結果的には利益が出ていたということになります。

 

これは、投資の時間(時期)を分散したことで、1口当たりの投資価額が平準化され、高い値段の時に投資した分の値下がりが、低い値段のときに投資した分の値上がり分でカバーされた結果ということができます。

 

具体例を挙げると、株式市場が上がったり、下がったりすることのリスクが抑えられるということが理論的にわかるかと思います。

 

そしてここで押さえておきたいのは、下がったときほど、より多くの口数を購入できるということは、その基準額が上がった場合は、より利益が大きくなります。積立投資は、基準価格が大きく下げたときほど高い効果を発揮する事も覚えておきましょう。

 

③ほったらかしにできる

私が投資が嫌だなと思う点が、株式市場の値動きを見て一喜一憂すること。仕事に手がつかなくなりそうですし、精神的に不安定になると思うのです。

 

株式を自分で買う場合、どうしても価格の安い時に買おうという意識が芽生え、毎日株式市場の動きをチェックし、狙ってやったとしても上手くいくかはわかりませんし、私たち夫婦のようなド素人はカモにされて終わりです。。

 

そこで積み立てなら、タイミングなど考えずにあらかじめ決められた日に自分の銀行口座から自動的に引き落として購入してくれます。②でも説明したようにドルコスト平均法ですから相場観といったあやふやなものに惑わされないで効率的な投資ができます。

 

しかし、ほったらかしとは言っても決算期にはチェックしたほうがいいと思います。購入した投資信託の決算期に運用報告書が送られてきますので、ファンドの目的にあった運用がなされているか、どれだけ利益が出せたか、どれだけ費用がかかったか、今後の運用方針を確認しましょう。

 

運用報告書なんて難しくてわかりません!という方いると思います。そういう私も同じです。私の場合は運用報告会というものに参加し、説明を聞きました。初心者は報告会に参加すると分かりやすいのでオススメです!

 

④長期運用のため複利効果が期待できる

投資には中長期的に行っていくことで、投資資金を運用して得られた利益が更に運用されて増えていく「複利」の効果があります。

 

「投資期間」と「複利」の効果には関係があり、投資期間が長いほど、複利効果も大きくなる傾向があります。また投資期間が長いことで、投資による価格変動リスクが小さくなり、安定した収益が期待できます。

 

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出典:金融庁ウェブサイト https://www.fsa.go.jp

この図は100万円の商品を購入し運用した場合ですが、積み立ての場合も長期運用を行うと同じ複利効果が得られます。

 

以上のことから、私たちのような資産があまりなく、リスクを抑えてある程度運用益も出したいという方には、合っていると思います。

 

次回は積み立て投資のデメリットを考えてみたいと思います。

それでは★